こんにちは、タツです。
宮古島に通い続けて5年。
羽田空港から宮古空港への直行便はあるものの、ANAとJALのみでとても高額でした。
そのためいつもは、LCCで那覇を経由し宮古空港に降り立っていました。
そして念願の新空港&直行便LCC
今回実際に使ってみたので、詳しくご紹介します。
2019年3月30日「みやこ下地島空港」オープン
“みやこ下地島空港”はメインの空港のある宮古島から橋を渡り、伊良部島に隣接する下地島にある空港です。
もともとはパイロット養成のための訓練飛行場として開設されました。
沖縄県が空港の利活用事業を公募した結果、丸の内の大財閥「三菱地所」の手によって開発されました。
2019年3月30日にこの空港開業するとともに、ジェットスター・ジャパンによる成田空港への定期便(1日1往復)が就航しました。
続けて、国内線LCC、国際線、プライベートジェットの誘致を進めています。
2019年に就航が決まっている定期便は成田、関空からのジェットスター便および香港からの香港エクスプレス便の3路線のみです。
開業前までは「下地空港」と言われていましたが、開業のタイミングで「みやこ下地島空港」という正式名称になりました。
東京の出発は成田空港第3ターミナル
羽田空港からの便は運行されていません。
成田空港の第3ターミナルからの便のみで、定期便は朝早い時間に設定されていて、今回は7時50分発のジェットスター便を利用しました。
とはいえ、当日は電車で間に合わないため、第3ターミナルからほど近い東横イン成田空港新館に前泊しました。
しかし、朝食無料ですが開始が6時からなので早朝出発の空港送迎シャトルバスに乗る場合は間に合いません。
こればかりは仕方ないですね。
シャトルバスは1時間に3本程度で、早朝でも4時台から運行しています!
東横イン公式HP時刻表はコチラ
さらに早朝の5時台シャトルバスの数本は、第3ターミナルも寄ってくれますのでギリギリまでホテルで休むことができます。
大きなキャリーケースも移動中はトランクに入れてくれるため、非常に便利です。
所要時間は行きは3時間・帰りは2時間30分

成田空港からみやこ下地島空港までの所要時間はおよそ3時間程度かかります。
逆にみやこ下地島から成田空港までは偏西風の関係で、2時間30分程度かかります。
これまで、那覇経由であればトランジットの時間を含めると早くとも5時間近く要していたので、滞在時間を長く確保できます。
現地の滞在時間を長く確保できるのは、大きなメリットですね!
機内の状況
1日1往復しか運航していない成田ー下地便ですが、ちょうど年末年始の連休シーズンということもあり、席はほぼ満席でした。
LCC(ローコストキャリア)特有の狭い座席ですが、早めのオンラインチェックインしたことにより通路側の席を確保できました。
やはりANAやJALの座席よりも窮屈な感じはしますが、早朝の3時間はぐっすりと眠っている間に到着していました。
もちろん機内食や飲み物のサービスは一切ありません。
航空券の料金は?
3か月以上前に予約しましたが、年始の連休中の往復便で3万6000円程度でした。
普通の平日であれば片道1万円以下なんてことも珍しくありません。
セール期間中であれば5,000円で確保できたりなんてこともあります。
航空券は時期により価格差が大きいので、あらゆる検索サイトを駆使して最安を確保しましょう!特にLCCは1万単位で値段が変わります。
東南アジアのリゾート風施設
空港施設は新築のようないい香りがしていて、平屋で風が抜けていく設計になっています。
非常にコンパクトな作りで、お土産屋さんや待合施設は必要最小限のものしかありません。
1日に1便だけの日も少なくなく、飛行機の離着陸が終わった後はシーンとした心地よい空気が流れています。
空港から橋でつながる宮古島市街地へのアクセスは、タクシーのほかエアポートシャトルというバスがあります。
飛行機の離陸に合わせて市街から空港へ、着陸に合わせて空港から市街へ走っています。
空港到着
▲到着したばかりのジェットスター便
広い空港内の真ん中にポツンと飛行機が到着し、地上を歩いて施設内に移動します。
空港の建物が1階建ての平屋なので、よくあるタラップと言われる移動通路のようなものはありません。
▲歩いて空港施設内へ移動

空港出発
▲出発ロビー
▲テラス席もある待合スペース
▲中庭はプールになっています
▲ギリギリまで沖縄料理を楽しめます

まとめ
とっても綺麗です。
南国風の平屋のリゾート施設のようで、外国に来たような感覚になります!
座席の狭さや荷物の預け、さらには小さな空港で不便ではないか、いろんな不安もありましたが、全然問題ありません!
ぜひ宮古島に訪れる際は、宮古空港だけでなく、「みやこ下地島空港」も使ってみてください。
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