
こんにちは、タツ(@tatsu_twit)です。
自宅でも、コワーキングスペースでも、旅をしながらでも、場所選ばず文章を書く仕事。
その代表格といわれる「ブロガー」と「ライター」
文字を書くという点では一致しているものの、実は全く異なる別の仕事。この2つの違いについて、あらゆる角度から解説していきます。
こんな人にオススメの記事
- 「ブロガー」「ライター」という働き方に興味がある
- 場所を選ばず稼げるような仕事を始めてみたい
- そもそもそんな仕事知らなかった
「ブロガー」と「ライター」の違い
「ブロガー」と「ライター」の違いについて、大きく4つに分けて解説していきます。

それでは順番に解説していきます。
記事を公開するメディア
【違い】執筆した文章が記事化され公開されるメディアが異なります。
「ブロガー」は、自分で保有するメディアの中で執筆した文章を記事化して公開します。
そのため、ブロガーは自分でサーバーをレンタルし、ドメインを取得し、自信のメディアを構築する必要があります。当然、費用も発生します。
「ライター」は、執筆した文章を納品しクライアントの保有するメディアの中で記事化され公開されます。
あくまでクライアントの保有するメディアを通じて公開されるため、自分でメディアを構築する必要はありません。
記事を公開するメディアの違いまとめ
- 「ブロガー」・・・自身で保有するメディアの中で公開
- 「ライター」・・・クライアントが保有するメディアの中で公開
書いた記事の所有者
【違い】書いた記事の最終的な所有者が異なります。
「ブロガー」は、自分でメディアを保有し、その中で記事を公開します。そのため、執筆した記事の最終的な所有者はブロガー本人です。
自分の所有物なので、過去の記事を自由に編集可能です。そのため、過去の古い情報などは最新情報に書き換えるなどケアが必要です。
「ライター」は、書いた記事をクライアントに提供するため、ライターが書いた記事の最終的な所有者はクライアントになります。
ブロガーと違い、クライアントに納品後は記事の修正をすることはできません。一方で、リンク切れの対応や最新の情報への差し替えなどの手間は発生しません。
書いた記事の所有者の違いまとめ
- 「ブロガー」・・・記事を書いたブロガー本人が所有
- 「ライター」・・・クライアントが所有
収益化の仕組み
【違い】収益化して、お金を稼ぐ仕組みが異なります。
大事な点は、誰からお金をもらうかです。
「ブロガー」は、自分のメディアを保有し、自分で書いた記事に広告を設置することが出来ます。
記事に設置した広告に対し、読者がクリックしたり、リンク先のサービスを購入したすることによって、広告主からブロガーへお金が支払われます。
広告収入には大きく分けて「アドセンス広告」と「アフィリエイト広告」の2つがあり、これらの手段をうまく活用して収益化をしています。
Googleアドセンスなどのクリック型広告と言われ、自分の持つウェブサイトに広告を掲載し、読者が1クリックするたびに報酬が入る仕組みです。
成果報酬型広告といわれ、広告の商品やサービスを実際に購入した時に、ブロガーに対して報酬が支払われます。実際には、ASP(アフィリエイトサービスプロバイダ)と言われるプラットフォームを通じ、企業が広告掲載の依頼をします。
ブログはストック型収入と言われ、記事を書くことを止めても、過去の記事に継続的に閲覧があれば収益をあげ続けることが可能です。
一方で、記事を書くだけで収益が得られる保証はありません。仮に100記事書いたとしても、収益0円ということもありえます。
「ライター」は、自分が執筆した記事を商品としてクライアントに納品することで、クライアントからライターへ直接お金が支払われます。
そのため、ライターはクライアントがいなければ仕事がありません。
クライアントを探すためには、クライドワークスやランサーズ、ザグーワークスのようなクラウドソーシングサイトを活用することが一般的です。
一方で、執筆の手を止めてしまうとぱったりと収入は途絶えてしまいます。
収益化の仕組みの違いまとめ
- 「ブロガー」・・・アドセンスやアフィリエイト広告による広告主からの収益
- 「ライター」・・・執筆した記事を納品すること対するクライアントからの収益
記事の内容
【違い】執筆する記事の内容が異なります。
「ブロガー」は、自分のメディア内の記事なので、自分の切り口で好きな記事を書くことが可能です。
しかし、世間のニーズやトレンドを自分で調査し続け、多くの人に読まれる記事を書く必要があります。
「ライター」は、クライアントから「〇〇をターゲットに▲▲の内容で□□□文字で執筆してほしい」と依頼を受け、その意図に沿うように執筆する必要があります。
そのため、自分で自由に記事の内容を決めることはできません。
しかし、自分が得意な分野で募集しているクライアントと契約し、良い記事を納品できれば継続的に依頼をもらえる可能性もあります。
記事の内容の違いまとめ
- 「ブロガー」・・・自分の意志で決める
- 「ライター」・・・クライアントの意志で決める
最後に
いかがだったでしょうか?
同じ文章を武器にしている2つの仕事でも、あらゆる場面で似て非なる仕事であることがお分かりいただけたのではないでしょうか。
安心してください。
筆者の私も最初はどっちも一緒だと思っていましたので(笑)
最後に1つ問題。
私は「ブロガー」?or「ライター」?
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